1月31日(木)、天神ビルにて、「19春闘セミナー」を開催し、分会三役、女性委員、出向班長など約120名が出席し、2講座を受講。職場からの闘争態勢構築に向けて、知識を深めるとともに全体で意思統一をおこなった。
第1講座では、「2019春闘における労働組合の役割」というテーマで、法政大学教授の藤村博之氏より、講演があった。藤村氏は、「2019春闘の課題の一つは、働き方改革の実現であり、この課題に労働組合はどう取り組むのか考えなければならない」と、講演の概要を説明した後、要員と業務量のバランスが崩れていることが職場の諸問題を引き起こしていることや、職場の問題点に気づくポイント、労働組合が元気になるために必要なこと、様々な問題の根源は少子化であることなど、春闘だけにとどまらず労働運動全般について、分かりやすく興味深く解説した。
続く、第2講座では、「説得効果を高めるためのコミュニケーション技術」というテーマで、才能開発研究所所長の雨谷博貴氏より、講演があった。雨谷氏からは、相手に理解しやすく伝える方法を学び、実際に出席者どうしでワークをおこない、効果について楽しく体感できる内容であった。
出席者からは、「分会の中で、組合員一人ひとりが意見を言いやすい環境を作っていかなければならないと思った」「少しの仕草で相手の印象が変わることを楽しく学ぶことができた。普段の生活から注意してみたい」といった感想が出された。