4月24日(水)、電気ビル本館(福岡市)にて、「2019政策セミナー」を開催し、中央委員・特別中央委員・分会役員、約200名が参加。昨年立案した「西鉄労組2018政策制度要求」に対する回答を確認するとともに、2講座設けられた講演で政治情勢などについて学習し、7月の参院選での「もりやたかし」組織内候補必勝に向けた意思統一をおこなった。
第1講座では、「今後の政治活動と労組の果たすべき役割」というテーマで、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が講演。鈴木氏は、令和への改元や、新紙幣の発表が政治利用されていると指摘し、「お祭りムードを演出することで、それまでの政権に対する批判をリセットしようとしている」などと、政治情勢を鋭い切り口で解説した。また、労組の役割については、「新たな結集軸を模索することが必要であり、一企業だけでなく、労働者全体の結集をめざしていかなければならない」と述べた。
第2講座では、「国会情勢について」というテーマで、参議院議員(立憲民主党幹事長)の福山哲郎氏が3年ぶりに講演。国会議員の生の声を聞くことができる大変貴重な機会だったため、参加者は興味津々で耳を傾けていた。福山氏は、国会情勢に加えて、立憲民主党の取り組みや、立憲民主党がめざす社会について分かりやすく解説。なぜ組合が政治活動をするのか、なぜ立憲民主党を支援するのか、改めて理解を深める内容であった。