7月19(水)~21日(金)、福井県小浜市「国立若狭湾青少年自然の家」にて、「第22回私鉄山の祭典」が開催され、西鉄労組青女協から7名が参加した。
まず、地元北陸鉄道の太鼓好き仲間による「北なん太鼓」の迫力あるセレモニーを皮切りに、開会式がスタート。その後、宮下正一氏(福井県平和センター事務局長)より、「あなたは原発をどのように考えますか?」と題した記念講演があり、宮下氏は、「10万年という時間でみれば100%事故は起きる。」と原発の危険性を参加者に訴えた。夜には、女性集会がおこなわれ、生理休暇制度、職場のセクハラ問題、女性の働き方などについて意見交換をおこなった。
二日目の海の活動では、燦々と照りつける太陽のもと、24人乗りのカッター(大型ボート)に乗船し、全員で「ソーレ!」と声を出し合いながら6㎏の櫂(オール)を漕いで、若狭湾を駆け抜けた。夕食時に開催された「食の祭典」では、九州地連の仲間で、宮崎県産のマンゴーと熊本県産のスイカをトッピングした「しろくまかき氷」を作り、全国の仲間たちに振る舞い、大好評だった。
最終日は、「コミュニケーションについて」と題して、西野久仁明氏(私鉄総連青年女性協議会事務局長)より、ユーモアを交えながら、分かりやすい講演があった。その後、分散会報告、各地連決意表明と続き、最後に全体で「団結がんばろう」をおこない、今山祭は終了となった。参加した荻野耕史さん(筑乗)は、「みんなで活動することで、全国の私鉄の仲間との団結が深まった。このような機会がもっと増えてほしい」と、充実した口調で語った。