【突撃取材】連合福岡 犬塚次長に聞く!「令和2年7月豪雨」被災地の現状

九州各地に甚大な被害をおよぼした令和2年7月豪雨。西鉄労組のボランティア派遣は中止となってしまいましたが、連合福岡がおこなった大牟田地区でのボランティア活動と被災地の現状について、実際に活動に参加した犬塚恵政策・連帯局次長(西鉄労組から派遣中)にお話を伺いました。

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―本日はお忙しい中、ありがとうございます。猛暑の中でのボランティア活動、大変お疲れ様でした。今回の派遣では、どのような活動をされたのでしょうか。

▼犬塚次長=連合は、労働運動の原点である「助けあい・支えあい」を実践し、ここ数年、各地でボランティア活動やカンパ活動を続けています。今回は、8月に大牟田地区でボランティア活動をおこないました。今回の活動で一番大変だったことは、暑さです。新型コロナウイルス感染対策でマスクが必須のため、1日に何度もマスクを交換しながらの作業となりました。さらに、休憩のたびに手指を消毒するなど、例年以上に気を遣うボランティア活動でした。

 

―被災地の現状は、どうでしたか。

▼犬塚次長=大牟田地区は浸水被害なので、水が引いてしまえば、パッと見は被害の状況は分かりません。しかし、私が活動したお宅は、被災後全く手つかずの状態で、家の中にはあらゆるものが散乱した状態でした。ボランティアセンターによると、被災後、施設や病院から自宅に戻れず、手つかずのままになっている家はまだまだ残っているそうです。とくに、高齢の一人暮らしの方などは、被災したことに呆然とし、片付ける気力を失っている方もいるそうです。今後は、大人数で一気にではなく、少人数で長期的な支援が必要ではないかと思いました。

 

ー活動に参加されて、いかがでしたか。

▼犬塚次長=これまでも災害ボランティアに参加してきましたが、日常がなくなってしまうことは、とても辛いことです。その辛い経験から、少しずつ日常を取り戻そうとしている方のお手伝いをすることがボランティアだと思っています。猛暑の中の作業は大変なこともありますが、作業前と後では家主の方の表情が全く違います。作業をおこなったことで、少しでも日常を取り戻す気持ちになってもらえればと思います。

 

―最後に、組合員の皆様にメッセージをお願いします。

▼犬塚次長=私は今、連合福岡で、政策・制度の作成やボランティア派遣の手配など、貴重な体験をさせていただいております。その中で私鉄総連の一員としての立場で、私鉄の現状を伝え、政策・制度要求に反映させていきたいと考えています。また、連合ではボランティア活動を始め、さまざまな取り組みもおこなっていますので、一人でも多くの方に連合の取り組みに参加していただき、連合を知ってほしいと思っています。今は先の見えない厳しい状況ではありますが、ともにがんばりましょう。

 

―ありがとうございました。犬塚次長のさらなるご活躍をお祈り申し上げます。